漢検3級
聴
チョウ
きく
聽
旧字体
甲骨文
小篆
耳
+
王
②+
直
+
心
字統は会意とする。左側の王②は「
聖
」や「
望
」と同様、つま先立ちする人の姿。耳をできるだけ上にあげて、神の声を聞き取ろうとする姿という。右側は「
徳
」と同様で、[悳](トク、ただしい)の異体字。「すなおな心」を意味する。
聴は、神の声を聞き、その意を聡(さと)る意という。
説文解字は王②を声符とする形声字で、意味は「聆(きく)也」とする。
・旧字体は耳部16画、新字体は11画。